離乳食を進めていくうちに、毎日作るのは大変になってくると思います。
毎日のことだからこそ、適度に手を抜いてストレスを減らすことが大切です。
そんな中で
離乳食の準備が大変
適当に作って栄養バランスは大丈夫?
作った離乳食を子どもが食べてくれない
こんな悩みも出てくるでしょう。
今回はこういった悩みにお答えします。
この記事を書いている私は
現在1歳児を育児しています。
息子が6ヶ月の離乳食初期の頃も全く食べませんでした。
しかし1歳の現在しっかりとご飯を食べています。
こういった私が、解説していきます。
離乳食の準備を楽にするコツ
まず第一に離乳食は
「食べる楽しさを教えること」
が大きな目的です。
こちらが気負いすぎては子どもも楽しく食べてくれません。
できるだけ手間をなくして、適度に手を抜いてできる方法をお伝えします。
実際の食事
我が家の離乳食をご紹介します。
11ヶ月〜1歳ぐらいの時期の離乳食です。
手掴みが上手になってきたのでおにぎりやおかずもつかめるものにしています。
おにぎりも作るのが面倒なのでご飯の時もあります。
野菜は茹でたものをストックしたり、冷凍のものを解凍しています。
1歳前後からは大人のご飯から取り分けている時もあります。
息子が好きな卵豆腐と、茹でた野菜は毎回あげています。
1 冷凍保存
毎回離乳食を作らずに、作れる時にたくさん作って冷凍保存しておきましょう。
離乳食専用の小分けトレーが便利です。
小分けにすることで、必要な分だけ取り出して使うことができます。
冷凍の際に100均のトレーも使用しましたが、トレーが固く凍ったものを取り出すのに苦労しました。
そこでおすすめしたいのがリッチェルトレーです。
トレーが柔らかくするっと取り出せるのでイライラしません。
蓋が付いているので重ねて冷凍できますし、容器と蓋は離れているので使わないときはコンパクトに収納できます。
冷凍保存できるおすすめレシピ
冷凍保存は1週間以内を目安に使い切ることが推奨されています。
【具だくさん卵豆腐】9ヶ月〜
1歳をすぎた息子も大好きで毎日食べています。
こちらのレシピではにんじんと小松菜を使用していますが、
私は冷凍ほうれん草とミックスベジタブルを解凍し、ブンブンチョッパーで細かくして使用しています。
【里ッコリーチキンおやき】7ヶ月〜
これだけで炭水化物、野菜、タンパク質が摂取できる便利なレシピ。
つかみ食べができるようになったら、豆腐と片栗粉を追加しておやきにもできます。
上記のようなレシピで簡単に作るのも良いですが、
冷凍野菜も解凍してそのままあげられるので便利です。
冷凍保存のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
毎回作らないので時間の節約になる | 冷凍することで食感や風味が変わる |
小分けにすることで食材の無駄を減らす | 再冷凍や、自然解凍すると衛生面の リスクが高まる |
新鮮なうちに冷凍して栄養価を保持できる |
私は5品ほどを冷凍ストックしています
茹でたにんじんや大根のスティックも冷凍保存していますよ
2 大人用の取り分け
子ども用にわざわざ作るのではなく、大人が食べる分から取り分けましょう。
味付けをする前に子どもの分は取り出して、薄味にしておきます。
また、大人の味付けをした後でもお湯で洗って油や調味料を薄くする方法もあります。
カレーなど香辛料が入っているものは控えた方がいいですね
おすすめの大人の取り分けレシピ
【赤魚とほうれん草のオイスター炒め】9ヶ月〜
【かぼちゃとかれいのバターソテー】9ヶ月〜
取り分けのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
時間と手間の節約 | 味付けの調整が難しい |
同じ食材で食費も抑えられる | 月齢やアレルギーに合わせた食材選びの 制限 |
親と同じメニューで食欲向上 |
同じ食事なので手間はかからず楽ちん!
でもある程度、月齢が進んでからでないと難しいかも…
3 市販品の活用
市販の離乳食は、栄養バランスが考慮されており、忙しい中でも手軽に利用できます。
温め不要のものも多くそのまま食べさせることが可能なものが多いです。
和光堂の栄養マルシェはカップに入ってスプーン付きなので、外で食べる際に重宝します。
栄養バランスも考えられているので、これさえあれば1食分何も考えずにOK。
12ヶ月からはBIGサイズのものもあるので、標準より多く食べる子でもこちらを選べば安心です。
うちの子はBIGをもりもりと食べています
晩御飯には必ず乳製品としてヨーグルトをあげています。
ヨーグルトだけでは味気ないのでジャムを混ぜているのですが、一般のものだと砂糖の量が心配なので、私はこちらのジャムを利用しています。
果物だけの甘さで砂糖不使用なのがありがたいです。
ただ保存目安が開封後2週間なので、早めに使い切る必要があります。
お得な大きいサイズもありますが、使いきれなさそうなので私は小さいサイズを買っています。
自分の手で食べたい欲が出てきた際におすすめしたいのが干し芋。
こちらは原料にさつまいもしか使っていないので赤ちゃんにも安心です。
おせんべいも良いですが、干し芋の場合ボロボロとこぼれないので外出先でも重宝してます。
ご飯の時以外にもおやつとしてあげるのも良いですね
市販品のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
期間保存が可能で、常温保存ができる | 形状や固さが月齢に合わない場合がある |
栄養バランスの確保 | 調味料や添加物の使用 |
調理の手間を省ける | 手作りと比べて割高になることがある |
ドロドロでスプーンを使わないといけないので
自分でつかみ食べがしたい!という子には不向きかも
4 家事を楽にする
掃除や洗濯、自分たちの料理などやるべき家事はたくさんあります。
その中でも例えば洗濯は2日に1回にする、自分たちの晩御飯の献立を考えてもらうなどして家事を楽にしましょう。
食材宅配のヨシケイ なら家まで食材を届けてくれて、献立も考えてくれます。これならベビーカーや抱っこ紐で買い物に行かなくていいし、献立を考える時間もなくなります。
カット食材で包丁やまな板を使わないセットもあるそうです。
1食300円〜なのも安くていいですね
離乳食の栄養バランスのポイント
3つの食品グループを取り入れる
離乳食では、炭水化物、たんぱく質、ビタミン・ミネラルの3つの栄養素をバランスよく摂取することが重要です。
炭水化物はエネルギー源として、ごはんやパン、麺類などから摂取します。
たんぱく質は筋肉や骨を作るために必要で、肉や魚、卵、大豆製品などから得られます。
ビタミン・ミネラルは体調を整える役割があり、野菜や果物から摂取します。
米・麺類/肉・魚/野菜・果物と大まかに分類して献立を考えましょう
1日の中でバランスを考える
1回の食事で全ての栄養素を完璧に摂取する必要はありません。
1日の中で3つの食品グループがバランスよく含まれるように心がけましょう。
例えば、朝食で炭水化物とたんぱく質を多めに摂り、昼食や夕食でビタミン・ミネラルを補うといった工夫が考えられます。
多様な食材を使う
食材の種類を増やすことで、さまざまな栄養素を摂取することができます。
1週間単位で異なる食材を取り入れるようにし、赤ちゃんがさまざまな味や食感に慣れるようにしましょう。
また、手作りだけでなく、市販のベビーフードも活用してバリエーションを増やすことも一つの方法です。
子ども用に色々な食材を買うのが面倒…となるので
大人のご飯の食材を少し分ける程度に考えると良いですね
作った離乳食を食べなくても大丈夫な理由
結論として赤ちゃんが離乳食を食べなくても心配する必要はありません。
なぜなら離乳食初期の赤ちゃんはまだ母乳やミルクから栄養を摂取しており、離乳食はあくまで補助的な役割を果たしています。
体重が順調に増えており、母乳やミルクの摂取量が減少していれば、離乳食を食べないこと自体は大きな問題ではありません。
例えば、ある日赤ちゃんが離乳食を全く食べなかったとしても、翌日にはしっかりと食べることがあります。
実際に私の息子もしばらく離乳食を食べなかった時期がありました。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
これは赤ちゃんの気分や体調によるものであり、1週間単位で様子を見ることが推奨されています。
また、手づかみ食べをしたがる時期もあるため、手でつかんで食べられる形状にすることで興味を引き出すこともできます。
ここまで読んだ一部の親御さんは、離乳食を食べないことで栄養不足になるのではないかと心配されるかもしれません。
しかし問題ありません。
母乳やミルクがしっかりと飲めていて体重が増えている限り、大きな問題にはなりません。
また、無理に食べさせようとすると逆効果になることもあります。
なので赤ちゃんが離乳食を食べなくても心配しすぎる必要はありません。
赤ちゃんのペースに合わせて進めていくことが大切です。
まとめ
離乳食を適当に進めることは、いくつかの重要なポイントを押さえれば問題ありません。
まずは赤ちゃんに食べる楽しさを教えるましょう。
最終的には大人と同じように食事ができるようになるため、あまり神経質にならずに進めても問題ありません。
今回紹介したグッズやベビーフードを取り入れて、手間を省きながら効率的に離乳食を進めましょう。
赤ちゃんとの楽しい時間を優先しながら、無理なく進めていきましょう。
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