保育士資格を独学で取得するのは可能か、合格率はどのくらいか気になる方も多いと思います。
この記事では、保育士資格を独学で目指す方法や、試験の合格率について詳しく解説します。
私の利用している参考書も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
保育士資格試験の概要
試験の科目と内容
保育士資格試験は、大きく分けて筆記試験と実技試験の2種類があります。
筆記試験では、保育原理、教育原理、社会福祉、児童家庭福祉、保育実習理論などの9つの科目が出題され、幅広い知識が求められます。
この試験は、保育士としての基本的な知識とスキルを確認するもので、しっかりとした準備が必要です。
試験の日程と申し込み方法
試験は年に2回実施されます。
例年、前期試験は4月、後期試験は10月に行われます。
申し込みはインターネットまたは郵送で行うことができます。
試験の難易度と合格基準
保育士試験の難易度は中程度とされていますが、油断は禁物です。
筆記試験と実技試験の両方で、各科目ごとに6割以上の得点を得ることが合格の条件となっています。
この基準をクリアするためには、全科目をバランスよく学習し、特に苦手な分野を克服する必要があります。
過去問の分析や模擬試験の活用も効果的な学習方法です。
合格率の推移
保育士資格試験の合格率は毎年異なります。
過去10年間の合格率は、おおむね20%~30%の間で推移しています。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成26年度 | 51,257人 | 9,894人 | 19.3% |
平成27年度 | 57,301人 | 12,962人 | 22.6% |
平成28年度 | 70,710人 | 18,229人 | 25.8% |
平成29年度 | 62,555人 | 13,511人 | 21.6% |
平成30年度 | 68,388人 | 13,500人 | 19.7% |
令和元年 | 77,076人 | 18,330人 | 23.9% |
令和2年度 | 44,914人 | 10,890人 | 24.2% |
令和3年度 | 83,175人 | 16,600人 | 19.9% |
令和4年度 | 79,378人 | 23,758人 | 29.9% |
令和5年度 | 66,625人 | 17,955人 | 26.9% |
例えば、平成28年度の合格率は全国平均で25%でした。
これは、受験者の4人に1人が合格する計算です。
独学での合格率とその比較
独学での合格率は正確なデータが少ないですが、おおむね15%~20%と言われています。
通信講座や専門学校に通う場合と比べて低めですが、しっかりと計画を立てて学習すれば十分合格可能です。
でも狭き門なことには違いありません
参考書と教材の選び方
参考書や教材の選び方は、合格への第一歩となります。
口コミやレビューを参考にしながら、内容が充実しており、自分にとって分かりやすいものを選びましょう。
できれば実際に手に取って確認し、自分の学習スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
また、過去問や解説がしっかりと収録されているものを選ぶと、試験対策に非常に役立ちます。
私はこちらの問題集を使っています。
問題集を使用した感想
過去問で実際に問題を解く方が効率が良いかと考えてこちらの教材を使用しています。
内容は分野ごとに過去問が分けられており、左側に過去問、右側に解説が載っています。
参考書を読んで、ノートにまとめて、問題を解いて…という作業は途中で挫折しそうな気がして私はひたすら問題を解いて→解説を読むを繰り返しています。
ページの右側に解説があるので、すぐにインプットできるのがありがたいです。
ただ問題を解いての勉強方法なので正直勉強内容に穴はあると思います。
各分野で勉強できてない部分も出てくるでしょう。
なのでこの1冊に頼らずに、問題集を完璧にして別の問題集か参考書を購入する予定です。
参考書や問題集など1冊で全てを網羅するのは厳しいと思います
まとめ
保育士資格を独学で目指すのは確かにチャレンジですが、不可能ではありません。
試験の合格率は20%前後とやや低めですが、しっかり計画を立てて学習すれば、きっと道は開けます。
まずは試験の概要をしっかり理解し、自分に合った参考書や教材を見つけることが大切です。
そして、過去問を活用して実践力を高めることも忘れずにね。
大変な時もあるかもしれないけど、一歩ずつ前進していけば、必ずゴールにたどり着けるはず。
焦らずコツコツ頑張って、一緒に夢を叶えましょう!
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