赤ちゃんが離乳食を食べないことは、親として心配の種になります。
初めての食べ物を前にすると、赤ちゃんも驚くことがありますし、親もどう対処するべきか悩むことでしょう。
私の息子も生後5ヶ月頃から離乳食を試しましたが、初めての離乳食には興味を示しませんでした。
この記事では、離乳食初期に赤ちゃんが食べない場合の対処法や原因について解説します。
同じ境遇の方の助けになれば嬉しいです。
離乳食初期の赤ちゃんが食べない理由とは?
赤ちゃんが離乳食を食べない理由には様々な要因があります。
まず、赤ちゃんにとって初めての体験であるため、慣れない味や食感に戸惑うことがあります。
また、体調や成長のペースも影響します。
味や食感の違い
母乳やミルクの味に慣れている赤ちゃんにとって、別の食べ物は新しい挑戦です。
母乳やミルクとは異なる味や食感に驚くことは自然なことです。
最初は少しずつ慣らしていくことが大切です。
体調や成長の影響
体調が優れない時や成長の過程で食欲が変動することがあります。
歯が生え始める時期や病気の兆候などがあると、食事に対する興味が薄れることがあります。
こういった時期は無理せず、赤ちゃんのペースに合わせましょう。
食事の環境や雰囲気
食事の時間が楽しいものであることが大切です。
赤ちゃんは敏感で、周囲の雰囲気に影響を受けやすいです。
楽しい雰囲気で食事をして、赤ちゃんがリラックスできる環境を整えることが必要です。
赤ちゃんが食べない理由がわからない時は、親も不安になりますよね。
赤ちゃんが離乳食を嫌がるときの対策
赤ちゃんが離乳食を嫌がる場合でも、無理に食べさせようとするのは避けましょう。
適切な対策を講じて、少しずつ慣れさせることが重要です。
様々な食材を試してみる
赤ちゃんには個々に好みがありますので、色々な食材を試してみると良いでしょう。
アレルギーの心配がない範囲で、野菜や果物を使ってみると新しいお気に入りが見つかるかもしれません。
わざわざ作るのは手間なので、大人のご飯に使う野菜を少し分けてあげてみましょう
食事のタイミングを見直す
赤ちゃんが空腹な時に食事を提供するのも一つの方法です。
お腹が空いている時は新しい食材にも興味を示しやすくなります。
また、寝起きの機嫌が良い時やリラックスした状態の時を選ぶのも良いです。
小さな一口から始める
最初は少量から始め、少しずつ量を増やしていきましょう。
赤ちゃんが新しい食べ物に慣れるためには時間がかかることがありますので、焦らずゆっくり進めることが大切です。
スプーン山盛りではなく、焦らず赤ちゃんのペースに合わせましょう。
実体験:離乳食初期から食べない息子
私の息子は離乳食を始めた生後5ヶ月の頃はほとんど食べてくれませんでした。
苦労して作ったおかゆや野菜ペーストを捨てる毎日でした。
しかし時は経ち現在生後9ヶ月の息子。
もりもり離乳食を食べてます。
結局のところ時が解決する、と言われればそうですが実際に私が行ったことを紹介します。
食べない時期に行ったこと
食べない時期には上記に記載がある対策は全て行いました。
おかゆに昆布だしを加えて味に変化をつけたり、木製や陶器、シリコンなどの異なる素材のスプーンを試してみました。
また、膝の上ではなくソファの角に座らせたり、授乳後に離乳食をあげたりと、さまざまな工夫を試しました。
しかし、それでも食べてくれませんでした。
食べるようになったきっかけ
生後6ヶ月の頃、旦那が出張で1ヶ月家を空けることになり、その期間私は実家に帰ることになりました。
実家でもおかゆを作り、人参ペーストを作り、ベビーフードを初めて買ったりもしました。
それでも全然食べませんでした。
親には「全然食べないんだよねー」と明るく振る舞ってましたが
内心「このまま食べない子になったらどうしよう」と不安でした。
ある日、朝食に食パンを食べていた時、母が「小さくちぎってあげてみたら?」と言い出しました。
私は「固形物だよ?」と驚きましたが、試しに小さくちぎってあげると、
なんとぱくっと食べたのです!
その後もパンを次々と食べる息子に私は驚きました。
まさか固形物なら食べるとは思いませんでした。
結局息子は液体は嫌だが、固形なら食べるという事でした。
その後は「蒸したさつまいも」「茹でたブロッコリー」「おかゆと野菜ペーストで作ったおやき」などを食べました。
生後7ヶ月ぐらいまでは固形のものを小さくちぎって手であげていました。
液状が嫌だったのか、スプーンが嫌だったのか。
その後しばらくしてスプーンで固形のものをあげるとすんなり食べてくれました。
そこからは月齢にあった離乳食を食べています。
液状は嫌なのかな?と思ったのでドロドロ系や、少し粒を残して作りました。
もしも液状を嫌がるようなら、固形のものをあげてみてはいかがでしょうか
離乳食を始める際の注意点
離乳食を始める際にはいくつかの注意点があります。
赤ちゃんの健康と安全を第一に考え、正しい方法で進めていきましょう。
アレルギーの確認
新しい食材を試す際には、アレルギーの有無を確認することが重要です。
特に卵や小麦、乳製品などはアレルギーが出やすいため、初めて与える際には注意が必要です。
清潔な環境での食事
赤ちゃんは免疫がまだ発達していないため、清潔な環境での食事が求められます。
食器やスプーンの衛生管理を徹底し、食材も新鮮なものを使用しましょう。
食べる量の調整
赤ちゃんの食べる量は個々に違います。
無理に量を増やそうとせず、赤ちゃんのペースに合わせた量を提供することが大切です。
食べすぎによる体調不良を防ぐためにも、適量を見極めましょう。
赤ちゃんの健康と安全を第一に考え、慎重に進めていきましょう。
まとめ
離乳食初期に赤ちゃんが食べないことは、心配ですが特に珍しいことではありません。
赤ちゃんは新しい経験に戸惑い、慣れるまでに時間がかかることがあるため、焦らずゆっくりと進めることが大切です。
赤ちゃんのペースに合わせた食事の提供と、楽しい食事時間を作る工夫をして、離乳食の時間が親子ともに楽しいものになるように心がけましょう。
私は固形のものあげていいのかな?と最初はハラハラしていました。
大人も固形の食べ物を食べているし、息子もいずれは同じようになると思い、深く考えすぎないようにしました。
これはあくまで我が家の息子の例ですので、必ずしも全ての赤ちゃんに当てはまるわけではありません。
正しい情報とサポートを得て、赤ちゃんの健やかな成長をサポートしていきましょう。
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