「おやつ＝ただの間食」と考えているなら、それはちょっともったいないかもしれません。
1〜2歳の子どもにとって、スナックタイムは栄養補給だけでなく、「食べる力」を育てる大切なチャンスです。
特に成長が著しいこの時期には、食事だけでは補いきれない栄養を、おやつで上手にカバーすることが求められます。
この記事では、子育て中のパパママに向けて、手軽に買えて安心して使える「栄養バランスの良いおやつ」を5つ、そしてスナックタイムがぐっと快適になる便利グッズを3つご紹介します。
すべて実際に使ってみて「これはよかった！」と思えたものばかりを厳選しました。
毎日のおやつがもっと楽しく、もっと成長につながる時間になりますように──そんな願いを込めてお届けします。
食べる力を育てる！栄養バランスに優れたおすすめおやつ5選
成長が著しい1〜2歳児にとって、おやつは単なるご褒美ではありません。
3回の食事だけでは補いきれない栄養素を補充したり、手づかみや噛む練習を通じて「食べる力」を身につける大切な機会です。
ここでは、管理栄養士の推奨基準や実際の育児経験をもとに、1〜2歳にぴったりの市販おやつを5つご紹介します。
すべて日本国内で手に入りやすく、無理なく続けられるものを厳選しました。
①【MOGUMOGUいも】干し芋（国産紅はるか・無添加）
やわらかくて甘みが強い「紅はるか」を使ったMOGUMOGUいもは、1歳からのスナックタイムにぴったりな自然派おやつ。
砂糖・塩・保存料などの添加物は一切使用されておらず、サツマイモ本来の甘さをそのまま味わえます。
スティック状で噛みやすく、手づかみ食べの練習にも最適。
干し芋は食物繊維が豊富で、便秘がちなお子さんの腸内環境サポートにも役立ちます。
特にこの商品は、一般的な干し芋よりも柔らかめに仕上げられており、乳歯でも噛み切りやすい点が育児中の家庭に好評です。
②【グリコ】幼児りんごヨーグルト（鉄・カルシウム・乳酸菌入り）
「幼児りんごヨーグルト」は、1歳頃から食べられるように設計された子ども向けヨーグルトです。
砂糖は控えめで、自然な甘さとやわらかな食感が特徴。
スプーン食べの練習としても最適で、「自分で食べる」を促す第一歩にもなります。
カルシウム・ビタミンD・鉄分といった成長に必要な栄養素がバランスよく含まれており、乳酸菌による整腸作用も期待できます。
個包装の小さなカップは冷蔵庫にストックしやすく、おやつのタイミングでさっと取り出せるのも嬉しいポイント。
食後のデザート代わりにもぴったりで、日常の栄養バランスを整えるサポートになります。
③【ピジョン】お野菜スナック にんじん＋トマト
8種の野菜がパフ状になっており、口に入れるとすぐ溶けるため、咀嚼が苦手な子どもでも安全に食べられます。
外出先でもサッと与えられ、ベタつかず手が汚れにくいのが嬉しいポイント。
栄養強化タイプで鉄・カルシウムを補えるため、野菜の摂取が不安な時にも役立ちます。個包装タイプなので衛生面も◎。
④【和光堂】緑黄色野菜ボーロ＋Ca（カルシウム入り）
1歳前後から人気のおやつ、ボーロも栄養強化タイプがおすすめです。
和光堂の「野菜ボーロ」は、小松菜・かぼちゃ・にんじんなどの粉末入りで、ほんのり野菜風味。
1粒が小さく、口の中でほろっと溶ける設計なので、誤嚥の心配も少なく、食べる練習にぴったりです。
カルシウム強化されており、骨の発育サポートにも最適。
⑤【和光堂】赤ちゃんのやさいおやき（鉄・カルシウム・国産野菜入り）
「おやつで栄養をとってほしいけど、お菓子っぽいものは避けたい」という方にぴったりなのが、和光堂の「赤ちゃんのやさいおやき」です。
国産の野菜パウダー（にんじん・かぼちゃ・ほうれん草など）を使用し、鉄・カルシウムを強化した設計になっています。
やさしい味つけで、噛むとほろっと崩れるようなやわらかさ。
スナック感覚で楽しめる一方、食事の補助としても活躍します。
1歳以降の子どもでも無理なく手づかみできるサイズで、外出時のおやつにも便利です。
「スナック＝甘いおやつ」というイメージを変え、野菜を自然に取り入れられるヘルシー系おやつとして、育児中のご家庭から高く評価されています。
時間稼ぎしたいおやつはこちらの記事をどうぞ。
スナックタイムがもっと快適に！育児ストレスを減らす便利グッズ3選
1〜2歳のスナックタイムは、親にとっても小さな戦い。
せっかくのおやつ時間が、食べこぼし・イスからの脱出・遊び食べなどでイライラの原因になってしまうこともあります。
そこでここでは、子どもが「集中して食べられる環境」を整えるための便利グッズを3つご紹介します。
いずれも育児中の家庭で実際に使われており、「もっと早く買えばよかった！」と感じるアイテムばかりです。
①【EZPZ（イージーピージー）】ミニマット（吸盤付きシリコンプレート）
イージーピージーの「ミニマット」は、吸盤機能が一体化されたプレートで、テーブルにしっかりと固定されます。
1〜2歳の子どもが器をひっくり返してしまう心配がなくなり、食事中のストレスがぐっと減ります。
素材はBPA・PVC・フタル酸フリーのシリコン製で、電子レンジや食洗機にも対応。
仕切り付きのデザインで、主食・副菜・おやつを分けて盛り付けられるため、見た目にも楽しく、食べる意欲を引き出してくれます。
さらに一体型構造のため洗いやすく、使い終わったらさっと丸洗いOK。
育児系インフルエンサーや保育士にも支持されており、育児初心者にも安心しておすすめできるプレートです。
②【IYYI 】子供用食事マット（防水＆折りたたみ）
外食時やリビングでのおやつに便利な、持ち運び可能な防水ランチマット。
テーブルに敷くだけで、汚れや食べこぼしを気にせずに済みます。
防水加工がされており、汚れてもサッと拭くだけでお手入れ完了。
シリコンや布製と違ってゴミがつきにくく、衛生面も◎。
折りたたむとコンパクトになるので、バッグに常備しておくと安心です。
③【西松屋・セリアでも買える】キャラクター食器セット（アンパンマン・トーマスなど）
「ごはんイヤ！」という時も、お気に入りのキャラが登場すれば状況が一変することもあります。
アンパンマンやディズニーなどのキャラクター食器は、子どもにとって「食べる動機づけ」として非常に有効です。
スプーンやフォーク、コップなどをシリーズで揃えると「自分専用感」がアップして、食事への参加意欲も高まります。
100円ショップやベビー用品店でも手軽に手に入るのが魅力です。
これらのグッズを上手に活用することで、スナックタイムがただの「おやつの時間」ではなく、親子にとって穏やかなひとときに変わります。
まとめ｜おやつは子どもの「育ち」を支える大切な時間
1〜2歳の子どもにとって、おやつは単なる間食ではありません。
まだまだ1回の食事で十分な栄養を摂るのが難しいこの時期には、栄養補給の“第4の食事”としてとても重要な役割を担っています。
しかも、おやつの時間は「食べる力」を育てたり、「手づかみ」や「スプーンの練習」をする絶好のタイミング。
さらに、子ども自身が「食べるのって楽しい」と感じることで、将来の食習慣にも良い影響を与えます。
今回ご紹介したおやつや便利グッズは、そんな大切なスナックタイムを、もっと安全で快適、かつ楽しいものに変えてくれるものばかりです。
毎日の小さな積み重ねが、やがて大きな成長へとつながっていく──そんな気持ちで、おやつタイムを一緒に楽しんでいけたら素敵ですね。
「食べてくれない」「遊び食べが止まらない」と悩む日もありますが、それも子どもの成長の一コマ。
親も無理なく、楽しく向き合っていきましょう。
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